アトピー性皮膚炎

1種の社会問題にもなろうとしているこの皮膚病。

25年前学生時代のアトピー性皮膚炎はとるに足らぬ(といっては言い過ぎか)その他多くの皮膚病の一つでした。

衣・食・住の西洋化が原因とも言われますが、未だにはっきりした事は何も解っていません。

そのため、医者も専門科によって治療方針が異なったり、皮膚科医のなかでも全然違う意見がしばしばぶつかります。

マスコミがこの混乱に拍車をかけ、これにつけ込む悪徳業者も後を絶ちません。

アトピービジネスとして問題となっています。

このような一種の落とし穴に入る患者さんが少なく無いという事実は医者として真摯に反省するところがあります。

治療法

はっきり言える事は、こういう治療をすれば、こういう生活をすれば治りますといえる方法は無いという事です。

もし、「こうすれば、これを飲めば、これをつければ完治します」と言うような言葉に接したら、これはあり得ないと思ってください。

アトピービジネスという言葉があるくらいで、うさんくさい業者が患者さんのまわりにいっぱいいますから、くれぐれもはまりこまないようにご注意下さい。

もう一つ言える事はある時点で自然治癒するという事です。

アトピーと仲良くする事、健康でストレスをためないような生活を目指す事が大事です。

ステロイド剤について

アトピーの治療上、しばしば問題となる事がステロイド軟膏の使用についてです。

私は、適切な強さのものを部位毎に医者の指示に従って使用することがベターと考えています。

もちろん、最終的な目標はステロイドを切る事ですが、全く毛嫌いしてひどい皮疹と痒みを持ったまま、民間療法に頼っている人のなんと多い事でしょうか。

こういう方針ではありますが、どうしてもステロイドはいやだとおっしゃる患者さんには、ステロイド使用せずに治療に当たります。

最近、ステロイドではなく、免疫抑制剤含有軟膏がアトピーにも有効で、徐々に使用範囲が広がってきています。

食事について

食事に関しては、3歳過ぎれば好き嫌いなく、バランス良く食事をすれば、何でも食べて頂いています。

最後に

今や国民病と行ってもいいほど、アトピー性皮膚炎、花粉症が増えています。

特にお子様のアトピー性皮膚炎は、医者、お子様、ご両親、それぞれ何処のコミュニケーションがかけてもうまく コントロールできません。

アトピー性皮膚炎を良く理解し、上手に付き合っていきましょう。

アトピーに関しては、一晩書いても書き足りないくらいです。

具体的に知りたい事があったらご連絡頂ければ出来る限り回答致します。